もう、クリスマス?

月並みの言い方ではあるが、今年も早いものであと二週間ほどでお正月である。年末といえば世間ではまずクリスマスでかなり盛り上がりますね。シニア世代も御多分にもれず孫のクリスマスプレゼントを買う羽目に陥っています。近頃の子供たちはサンタクロースのことを知っているのだろうか、それとも幼稚園の子供でも最初からその存在を疑っているのだろうか。今はパソコンその他で小さい子供でも情報が簡単に入るので夢のない現実的な世の中であるのは便利な反面少し悲しいような気もします。父親が小学校3年生の子供に欲しいものを色々聞いても具体的には答えずパパのサプライズを期待するといって父親にプレッシャーを感じさせれ様な行動をとるそうです。小学校3年生にもなるとサンタは関係ないのかもしれませんが、父親にプレッシャーをかけてくるようではプレゼントを貰うことが当たり前を通り越してしまっているような気もします。やはり子供はかしこ過ぎるよりはある程度無邪気であってほしいように思います。

私の育った家庭では父親の意向で最初からクリスマスには何もしていませんでした。キリスト教徒ではないのでその必要はないということでした。小さいころは何かプレゼントがほしいと思いましたがサンタが来るはずもありません。クリスマスは何もないがお正月には何かプレゼントがあるかもしれないといつも言われながら育ちましたが特に何か貰った思い出はありません。小学生になってからは母親が買ってくるケーキだけは食べた思い出があります。

若い世代は給料が少なめだといいながらも子供にはまだ小さいうちから高すぎるものを与えすぎているような気もします。どちらかというと本人より親が満足しているのではないでしょうか。親の満足といえば自分が子育て中に思い当たったことがあります。子供が小学校低学年、幼稚園の頃、ホエールウオッチングを兼ねて家族旅行へ出かけレンタカーで色々なところを回りましたが、一番楽しそうだったのは途中車を止めて休んだ牧草地(牛の餌になる牧草を育てている畑)でした。子供三人で背の高さくらいの牧草の間をキャーキャー言いながら寝そべったりかくれんぼしたり実に楽しそうでした。この時、お金をかけて遊園地や遠くへ出かけなくてもちょっとした近くの公園で一緒に遊んだ方が子供は大人が考えてる以上に楽しんでくれると感じました。

さて、孫に何を用意したらいいのかな?