正月休み

正月休みと言うと今年は11連休の人もいるようですが私の職場は現場対応なので365日休みなく何日かづづの交代休みで長期の連休で休んだ記憶はありません。唯一正月ずっと休んだのは腕の神経の炎症で握力がなくなって現場に出れなくなった年の正月だけで、この時は将来どうなるか全く予想が付かず悶々として過ごし全く正月気分にはなれませんでした。これからも定年になるまで世間一般と同じような正月気分を感じることはないと思います。

世間の正月といえば福袋、宝くじ、初詣等色々とありますが私が社会人になった頃は田舎に住んでいたからかもしれませんが、1月3日くらいまでは当たり前のように休んでおり、働いている自分としては食べるところはもちろんパン等を買うこともできず最初の正月は困ってしまったような思い出があります。次の年からは前もってお餅等を買い置きするようにしました。その後は時代の移り変わりで24時間営業のコンビニができたり従来からあるお店も営業時間を延長したり正月営業の経営方針を実施していくようになり消費者としては便利な世の中になっていきました。しかし、あれから30数年が過ぎ、時代はまた変わり世の中では働き方改革が唱えられるようになって短縮営業が実施されるようになってきました。今年たまたま正月に街へ行ってみたところJR 駅周辺はすべて通常の営業でしたが、それ以外の地区の商店は全て休業、大きなデパートも休んでいました。帰り道のコンビニも休業が多く時代はまた変わってきているようです。24時間営業や正月期間の営業は少し働き過ぎだったのかもしれません。開店していれば利用するけれども絶対必要だというニーズはいつの時代でもそんなに多くないように思います。

もう一つ昔から納得できないものに福袋があります。初売りのニュースでは毎年出てくるものですが、いくら売値以上の値打ちがあるものが入っているといっても内容がよくわからないのに我先にと争って買い、しかもそのために朝早くから行列を作って買うのが理解できません。今年も先ほどのニュースでやっていましたが、10万円の値があるコートの入った福袋が1分で売り切れたということでした。色もサイズもわからなく自分や家族が着れるかどうかも分からないものを先を争って買うのはどういうことなのか、信じられません。最近ではその場で交換会が行われているようですがそれにしても無駄が多い気がするのは私だけでしょうか。人によっては毎年初売りの福袋に熱中しているようですね。

明日から3日間正月休みが当たり、私なりの正月休みを過ごそうと思っていたらもう一日目は予定ができていました。やはりお酒飲んでゴロゴロしている訳にはいきませんね。