住む地方

先日、職場の後輩が両親の近くに住むために職場を変える話から、どんなところに住むことが家族にとって、あるいは自分にとって良いのかというような話になりました。彼は北海道で大学を出てそのまま北海道で就職し結婚、子供も生まれて就職6年目になりますが、2番目の子供がアレルギー体質で最近たびたび救急搬送され入院することが続き、そのたびに母親に本州から来てもらってもう一人の子供の面倒を見てもらっていました。将来的には夫婦共働きでいく予定もあって、やはり両親の近くに暮らすのが良いと言う結論に達し出身県へ転職し帰ることになったようです。再就職先も決まり、さて県のどの辺に住むかを考え、職場と両親と同じくらいの距離で住む環境の良いところを検討しているようです。彼が言うには、北海道と違って出身県は地域によりかなり人的な環境が違っていて地域によっては未だにヤンキー的な人間やそのすじの大人が普通に住宅地に住んでいるそうです。そういわれて考えてみると、その県出身の人が地元に帰ると未だにヤンキー的な友達が寄ってくるのが嫌だという話を聞いたことがありましたし、去年、そこにに旅行に行って宿泊した夜に一昔前に聞いたことのある暴走族のラッパの音が聞こえたのを思い出しました。その時は何の音?今頃暴走族がいるわけないしなあと思っていましたが暴走族だったんですね。

以前に都会の近くの田舎は住みやすいということを書きましたが、本州ではそう簡単には言えないのですね。私は北海道から出たことがないので基本的には北海道の人たちの中でも付き合いやすい人がどのような地域にいるのかわかる範囲で考えていましたが、北海道と本州ではかなり事情が違うようですね。他の県出身の人からも同じようなことを聞いたことがありました。地域のホームページ等でその地域の施設や環境についてはかなり調べることが可能ですが住民の気質まではわかりません。その地域に住んでいる人やその地域出身の人のなまの情報を聞けることができなければ本当に住みよいかどうかは簡単には判定できませんね。

後輩が言うには北海道はほとんどの人が純朴で素直に感じると言ってましたが、私も危ない感じの人はどの地域でも通常の住宅街には住んでいないような気がします。北海道でも浜言葉と言われるちょっと威圧的なきつい感じの方言を話す地域もありますが、言葉の表現がきついだけで性格は純朴な人がほとんどです。

北海道は住みよい地域ですよ。冬はちょっと寒いけど。