ファイターズ

日本ハムファイターズの新球場建設予定地が決まったようです。札幌市で何ヶ所か候補地があげられ、他では北広島市だけが立候補していましたが結局札幌市内ではなく北広島市が選ばれたようです。札幌市は協力を申し出てはいましたがどの候補地も交通の便や広さ等に今一つ足りない部分があるようで、また、候補地の住民から反対運動が出てしまう等札幌市自体も積極的に誘致に動きづらい面もあったように思います。それに比べると北広島市は住民の反対はなく、土地も十分な広さを提供することができ積極的に誘致を進めることができた結果として決まったように思います。やはり、札幌市が誘致を申し出ていても住民から反対運動が出るようでは話は進めづらいですよね。

北広島市に2023年を目途に日本ハムファイターズボールパークを建設していくことになりましたが、一番心配なのは交通手段です。構想では球場に新しいJRの駅を建設する予定のようですが、単線のJRで短時間に3万人もの観客を輸送することができるのかどうか心配です。5000台収容の駐車場やバス輸送も考えられているらしいですが観戦客の半分以上は札幌方面から来る方たちだと予想されると思うので、札幌ドームに来るのとは少し違いますよね。私は札幌とは反対側に住んでおり北広島市までは自家用車で30分くらいのところなので近くなっていいように思っていますが、2023年というと自分は67歳になってしまっているので車が運転できているかどうか少し心配になってきます。札幌ドームを本拠地に置いたままでもいいような気もしていましたが、球団側から見ると球場が自由に使用できない、使用料金が高い、グッズの販売も自由がきかない等我々にはよくわからない理由が沢山あるようです。

北海道は昔から地元球団はなかったので、私が小さい頃は巨人、大鵬、卵焼きの時代でプロ野球と言えばだれもが巨人のファンで応援していました。パリーグはほとんど知りませんでしたが、突然、日ハムが札幌ドームに移転してくるということになったときはパリーグの球団なら選手もよくわからないし北海道に来てくれてもあまりうれしくないのが本音でした。多分北海道民はみんなそう思っていたと思います。ところが実際に移転してくると球団の並々ならぬ努力と、新庄選手等のスター選手の出現により10年を待たずして北海道の地元球団として誰もが認める北海道日本ハムファイターズになってしまいました。北海道に地元球団ができたということは我々北海道民にとっては素晴らしいことです。

日本ハム本社は大阪らしいですが、ファイターズは北海道日本ハムファイターズとして今後とも活発に活動していってください。道民として心から応援します。