成人式

1月8日は成人の日でした。昔は15日に決まっていたのにいつの間にか1月の第2月曜日に変更になっていました。日曜日からの連休にして参加準備をしやすいように配慮されたのでしょうか。今年は天候がよく全国各地での式が平穏に行われたようですね。天気が大荒れの年は晴れ着姿の子供を送り迎えする親がとても大変です。私の子供の時はいずれも天気が良くて送り迎えは楽で助かりましたが天気が悪いから出かけるのをやめるわけにはいかないのですよね。一時成人式で大暴れする若者たちが問題となる年が数年続いた時代もありましたね。形式ばった式そのものに我慢して参加することができず只々自分を出したい若者が式の最中に行動を起こしてしまうことが時々ニュースとなって伝えられました。今の新成人は私の子供より10年以上年下で所謂ゆとり世代よりもっと下の年代なのでどのようなタイプの若者なのかあまり良く分かりませんが、ここ数年はそのようなニュースもなく平穏な式が行われているようです。新成人人数は10年前の半分くらいまで減少しているようで正に少子高齢化時代なのでしょう。これは私たちの次の年代の親たちが子供をあまり沢山育てなかったということなのでしょうかね。これは親の収入の問題なのかそれとも子育てより親たち自身の生活を優先しているのかよくわかりませんね。

私自身の成人式と言えば当時住んでいたのが札幌で、ここはその年に二十歳になる人を対象としていたので19歳で案内状が届きました。ちょうど大学浪人中で受験勉強真っ最中の追い込み時期で参加しませんでしたが、母親が記念品のアルバムを貰いに行ってきてゲスト芸能人にルイ・アンスが来ていたと言ったのだけが印象深く残っています。その当時流行っていたアン・ルイスのことでした。英語?に弱いのも程があるのでは。

大学入学で住んだところでは20歳になった人が対象だったので1年生の1月に案内状が届いていましたが冬休みで実家に帰っていたため下宿に葉書が届いたのは知らずにいました。下宿に帰ると先輩が「お前の成人式出席したから」というので、どうゆうことかと思ったら、毎年実家にも帰らないので一年生宛にきた成人式案内状を持って本人のつもりで出席しご馳走を食べてくるのを楽しみにしているとのことでした。大学生とは突拍子もないことを思いつくものですね。

私も成人式に出席してみたい気もしますが、シニア世代では親どころか御爺ちゃん世代ですから無理でしょうね。