オリンピック

平昌冬季オリンピックが開催されてますね。ニュースは毎日半分以上がオリンピックの内容で政治的なことはあまり報道されていないのが少し心配です。昨日は羽生選手が金メダルをとり大変うれしいことかもしれません。今回のオリンピック最初の金メダルですね。スピードスケートも期待される種目のようですが、まだ金メダルとはいかないようです。メダルが取れれば世界で三位以内なので何色のメダルでも価値はあるような気もしますが、選手それぞれの思い入れとモチベーションが違うので勝手によかったじゃないとは言えないのかもしれません。スピードスケートのように百分の一秒の差で順位が決まってしまう競技は上位三人金メダルでもいいような気もします。我々シニア世代としては葛西選手のような人には頑張ってもらいたいものですが、成績よりオリンピックに出ているだけですごいことだと思います。この年齢になっても体力の維持はもちろん、モチベーションを上げ続けていることができるのが素晴らしいことのように思います。六十歳過ぎて役職定年になった途端少しゆっくり仕事したいなんて思ってしまうようではダメですね。

報道では各局、メダルを取った選手の生い立ちや日常のトレーニング等必ず特集していますが事前にこんなに取材しているのでしょうか。取材する側は仕事なのでいいけれど、される側は芸能人でもない一人のスポーツ選手なのに大変ですね。特に問題なくても生い立ちなんかあまり世間に出してほしくない人もいるのではないでしょうか。さらに、メダルを取ったら早速各局から生出演や取材が殺到し大変です。自分の思い等をインタビューされるのはいいかもしれませんが、何度も同じことを聞かれて答えなければならないのは一般人としては苦痛になってくるのものと思います。報道ももう少し工夫し、選手のことを考慮して各局共通のインタビューを一回だけ行う等考えてはいかがでしょうか。そうすれば選手も思いを十分にその場で伝えることができるのではないかと思います。

古い話ですが、冬季オリンピックと言えば私が高校性の頃、札幌オリンピックがありました。高校では一日だけスピードスケートをみに行ったのを覚えていますが内容や出場選手は全く覚えていません。忘れてしまったのか記憶していないのか。高校が大倉山のすぐ下にあったので、前年のプレオリンピックでは90m級ジャンプをみに行けましたが、本番のオリンピックはスピードスケートに行っただけでした。最近聞いたことですが札幌オリンピックの時は沢山の競技の応援に行けるように、小学校、中学校が一週間休みになっていたらしいです。気の利いた配慮ですね。

東京オリンピックも子供たちが応援に行って楽しめるような配慮があるといいですね。