胃カメラの結果、ピロリ菌消失

先日、3年目の胃カメラ検査に行ってきましたが、その時の血液検査の結果、ピロリ菌の培養検査の結果、胃粘膜組織検査の結果が出たので聞きに行ってきました。私は3年ほど前に人間ドックの血液検査でピロリ菌陽性と診断され、最初に受けた胃カメラ検査でピロリ菌陽性でそれによる慢性胃炎と診断されました。前にも書きましたが医者の説明ではピロリ菌に感染している人が100%胃がんを発症するわけでもないのでそんなに気にしなくてもいいということでしたが、とりあえずは除菌を試みる必要があるということだったので、除菌のための抗生物質を飲むことになりました。最初の年は一週間除菌用の薬を飲んだ結果、陰性になったのにもかかわらず、一年後には再び陽性となり胃カメラの所見でもまたピロリ菌の胃炎になっていました。そのため、一回目とは違う種類の抗生物質をまた一週間飲んだ結果陰性となり、その一年後の今回の検査となりました。

結果的には血液所見、胃から取った粘膜組織所見も異常なくピロリ菌も陰性でした。要するに健康ということでしたが、本当に受ける必要があったのだろうか。費用的には今回は本人支払いが9千円くらい、つまり本人負担分30%がこの料金ということです。実際には約3万円の検査料金がかかったということで国が約2万円を支払うことになってしまいました。もちろん予防の検査ということで病傷給付の保険を使わなければ国の負担はないわけですが、胃炎があるので病気として扱って保険を適用するという医者の方針なので本人負担30%程度で済みました。予防で全額本人負担となるとちょっときついですね。よほど胃の調子悪さを自覚しない限り胃カメラ検査にはいかないと思います。

私は職場の福利厚生で約35年間毎年人間ドックを受けさせられています。一日出張扱いで行かしてもらうので必ずいってはいますが、一回に7,8万円かかりそうな検査を保険組合と職場が負担しているので毎年異常なしではもったいないような気もします。それに、毎年胸部レントゲンを受けているので小さいころからのことを考えると40年か50年余計なレントゲンを浴びさせられているような気もします。今頃いうのもなんですが、いつも異常なしだから毎年受けなくてもよかったのではないかと思ってしまいます。レントゲンの照射により放射線が蓄積して悪影響が出るにしても還暦過ぎたのでその前にこの世にいないかもしれませんね。

胃カメラ検査の前処置で鼻と喉に局所麻酔のゼリーをいれて20分ほど待つのですが、本来上を向いて待たなければならないのに、私はあまり緊張しないのでつい居眠りしてしまい気が付いた時には下向きになっていてゼリーが口の中に出てきてしまっていました。結果として鼻の奥の麻酔が不十分でカメラが入ったとき痛かったですね。

人間ある程度の緊張は必要ですね。