スマートアシストの新車来る

我家の自家用車は長い間使用して13年目を迎え、走行距離も10万kmを超えたところで、今月車検の時期がやってきました。車体もかなり錆がはいって車検の度に数十万円がかかるようになっているのでそろそろ限界かと考え、経済的負担は大きいけれど遂に次の自家用車を購入することになりました。妻の希望もあって軽自動車の新車を購入しましたが最新の新機能が沢山ついていてその機能全体を理解するのにかなりの努力が必要でした。前回自家用車を購入したときは個人的な小さな販売業者から購入した為、大した説明はなく手続きの終わった新車が納入されただけでしたが、今回はリーダーから購入したので新車引き渡しの日にはいろいろと説明が多くあり、かなりの時間を要しました。主なものはスマートアシスト機能と言われるもので、うっかりミスが起こらないように、あるいは燃費を良くするためにコンピューターによる車の制御が自動で行われているというものです。

もっとも役にたちそうなのがアイドリングストップ機能で、信号待ちで停車している時にブレーキペダルを踏んでいると自動でエンジンが停止し、スタートしようとしてブレーキを放すとすぐエンジンが起動してスタートできるものです。エンジンのスタートストップが実にスムーズに行われ、これで燃費が良くなるのであればかなり有効な機能です。もう一つは、うっかり、あるいはボォーとして走行がぶれて車線を跨いでしまうと警告ブザーがなって危険を知らせてくれるという機能ですが、これが実際に稼働してしまうとかなり危険な居眠り運転のような状態にあると思われるので非常に危険です。

最後はアクセルを踏み込み過ぎたり、ブレーキと間違って踏み込んでしまって急発進してしまい障害物に衝突しそうになった時に自動ブレーキがかかる機能です。今のところ自分が運転中にこの機能が稼働することはないと思われますが、試乗車でこれを体験させられ急ブレーキがかかった時はかなりの衝撃で驚きました。

アイドリングストップ機能以外の機能が頻繁に稼働するような運転であればそろそろ運転免許証の返上を考えなければならない状況に陥ってことと自覚しなければならないのかもしれませんね。実際に最近のニュースではよく高齢者による交通事故、それもアクセルとブレーキの踏み違い等が報道されているようです。高齢者と言っても年齢にかなり差はあるようですが、何歳でどのような状況になったら返納すべきなのかはなかなか難しいですね。住んでる地域ひとつとっても、田舎と都会では違うと思います。私が運転免許証を自主返納しなければならなくなる何年後かには自動運転車が一般的になっているといいのですが、どんなに優秀な機能が搭載されていてもやはり最後は運転者の判断が一番大切なのは変わらないのではないでしょうか。

シニアの皆様、一つ一つの確認作業を怠ることなく安全運転に努めましょう。