昨日、町内会のパークゴルフ大会に参加してきました。大会といっても限られた地元の小さい町内会の大会なので30人程度の参加者でした。私は役員なので参加しながら運営のお手伝いといったところです。役員と言っても私はまだ仕事が定年になっていないので中心になって参加することがなかなかできません。色々な行事の事前の準備にはほとんど参加できず、いつも当日参加して手伝う程度です。役員なのにも参加できなくて申し訳なく思うのですが、「参加できる時だけ手伝ってくれればいいよ」とやさしい言葉をかけて頂ける集団なので少し気が楽になります。定年になるまでは申し訳ないけれどなるべく休暇を取って当日だけでも頑張って参加するようにしていこうと思っています。町内会の行事といっても役員以外の参加者はほとんどが自分よりかなり年上の方ばかりなので会話にも少し苦労します。でも、町内のいろんな方と知り合いになれるので参加することが良いのではないでしょうか。若い頃から日常は職場と家の往復で町内会の行事にはほとんど参加していませんでしたが、役員になって初めて行事に参加することができるようになり、やっと地域の人と交流ができるようになれると感じています。
パークゴルフは皆さんやっているのかもしれませんが、私はこの会に入って初めてプレイしてみました。若い頃職場ではゴルフが当たり前のように行われていて10年ほど付き合いでやっていましたが、あまり好きになれず練習もしないでラウンドの時だけ参加していたため10年たってもスコアは全然良くなりませんでした。職場の付き合いだったのでやりたくなくても休みを使用して、費用も1ラウンド1万円近く掛かるのに1ヶ月に2回もあったりして大変でした。体力的にも下手な人ほど遅くなって他の人に迷惑かからないようにあっちこっちと走り回らなければならなく、楽しんでいる暇などありませんでした。これに比べればパークゴルフは同じゴルフでも全く反対で、1ホールの距離も短く、フェアウエイから逸れても歩く距離はあまり長くならず、そんなに走って回らなくてもゆっくりプレイを楽しむことができると思います。シニア世代になってから始めるには好ましいスポーツではないかと思います。20年くらい前にはゲートボールが流行っていたように思いますが、このゲームは他人の持ち球をはじき出す行為があるので、このことがゲーム中の喧嘩の種になることで徐々に衰退していったようです。これに代わって体力的に弱ってきたシニア世代でも楽しめるゲームとしてパークゴルフの人気が出てきたらしいですね。蛇足ですが、パークゴルフ発祥の地は北海道の幕別町だったと思います。
シニア世代は定年後になると、何もしないで次第に孤立していってしまいがちのようなので、何か皆でできるスポーツをやってみたほうが周囲の人たちとそのスポーツを通じて交流できてよいと思います。その点ではパークゴルフは体力的にも、金銭的にも軽く参加できて最適ではないでしょうか。間違ってもマラソンはやめた方がいいような気がします。中高年が始めてよく事故が起こるのはマラソンらしいですよ。