地震保険 僅かな損害でも手続きを!!

保険もいろいろありますが、皆さんはどのような基準で選んでいるのでしょうか。

私はシニア世代ですから生命保険や子供の学資保険等の掛け金はなくなりました。今現在支払っているのは、入院保険、自動車保険くらいでそれほど高い金額ではありません。一番負担の大きかった生命保険の掛け金も今はなくなりましたが、60歳すぎて給料も七割ほどに下がっているのであまり楽になったとか貯金ができるとかの実感はありません。子供のための学資保険は、新しく上の学校へあがる度にまとまった金額が降りてくるうえに子供が18歳になる満期にはそれなりの金額がおりてくるので、その都度子供の学校関係で掛かる費用の調達に有効に使うことができました。入院保険は子供に賭けておいてもほとんど該当するようなことがありませんでしたが実際に子供が対象になるようなことになったら大変な事ですね。私の年齢になるとある程度は対象になるようなことがあるようで、一昨年に握力が無くなり腕の神経の手術になったときは一週間入院して自己負担で支払った金額と入院保険で出た金額がちょうど同じくらいで助かりました。

自分の生命保険はどうでしょう。私はまだ死んでいませんので支払ってもらったことはありませんでしたが、取りあえず60歳までで掛け金の支払いは終了しています。若い頃は何もわからないまま、上司や知り合いに頼まれるままどこかの生命保険に加入していましたが、今考えると随分高い掛け金の保険を勧められていたような気がします。今貴方にもしかのことがあったら家族が路頭に迷わないためにはこれくらいの金額が必要だと言われるまま契約していたような気がします。それが、たまたまあるとき他の業種にいた昔からの知り合いが新しく外資系の生命保険の取り扱いを始めたので相談してみました。すると、生命保険ではあるけれど、もしかのことは普通は起こりませんから、そんなに高い金額の保険は必要ないのではないかと提案されました。そう言われてみると自分にはもしかのことは起こらないだろうと納得してしまったので少し安価な生命保険に契約することができました。ただし、子供が全員学校を卒業するまでは掛け金の安い掛け捨てのもう一つの契約もしました。

今回、台風被害と地震の被害を続けて受けてしまい火災保険、地震保険どちらも加入しているので手続きしてみました。台風被害は火災保険で対応することになっているので、屋根の鉄板が剥がれた事に対する手続きしてみましたが、業者に見積もりしてもらって被害額が一定の額に達しない場合は支払い対象にならないということで適応にはなりませんでした。でも、地震保険の場合は地震により生じた被害(建物や家財)に対し届出をすると保険会社側の人が訪問し被害の査定を行っていきます。損害部分の修理費用の額等に左右されず被害の査定結果により建物の現存価格に対する%で計算されて支払われるようです。市町村による罹災証明等には関わらず実際の被害の認定によって支払う額が決定するようです。ですから建物に生じたわずかな壁のひび割れ等でもある場合は保険会社に届け出て査定を受けるべきだと思いました。我が家も土台の僅かなひび割れでしたが査定の結果、それなりの金額が支払われるようです。

地震にあった場合は一度自宅全体をチェックしましょう。長い間掛け金払ってきたのですから。