一昨日から帯広へ来ています。毎日十勝晴れ、快晴が続いています。やはり十勝の晴れは気持ちが良い。特に今時期は湿度も高くなくカラっとした爽快感100%の十勝晴れです。数年前に同じ出張できましたが、その時はあいにくの雨模様で十勝晴れの爽快感は全くありませんでした。街並みは前回来た頃と変わってはいません。私は今から約40年くらい前にここ帯広に住んでいました。大学時代の4年ほどでしたが懐かしい思いがあります。その頃は駅前も今のようには整備されておらず、ましてや裏側は今のようには開発されてはいませんでした。駅前はバスセンターや地下駐車場が整備され、休憩のためのベンチなどの施設もあり、そこには雌のエゾ鹿がたたずんでいたり、草を食んでいる姿の像が4、5体何気なく置いてあります。もちろん生きた鹿ではありませんが、ベンチに座って目の前を無機質な車が往来しているより何となく心が和んでくるような気がします。駅の目の前には2、3個のホテルしかなかったのに今では札幌にあるのと同じホテルが沢山建ち並んでいます。今回は私たちの集まりとは別にお医者さんの集まりも重なってしまったようで、ホテルの予約がなかなかできませんでした。やっと予約できたホテルは駅から10丁ちかく離れた場所にあり、歩くと約20分もかかってしまいました。一日めは歩きましたが、二日めからはバス停があるのに気付き、バスで移動する事ができて助かりますました。普段歩くことが少ないので歩くと足が痛くなってしまいます。年齢と共に運動量が減ってきて筋肉も弱ってきているのでしょう。
昔、何も無かった駅の裏側は、綺麗に開発されています。裏側の目の前には公園的な広い敷地内に多目的プラザがあり、講演会等の会議室や会場が整備され、片面全部のガラス張りの喫茶軽食の施設も整っています。今日のような十勝晴れの日には軽食を食べた後コーヒーでも飲みながら施設周辺を眺めてリラックスすることができます。帯広駅周辺には食事するところはそれなりにありますが喫茶店的な施設が少ないようなので、このプラザ施設に来たほうが、ゆっくりある程度の時間滞在することできるようです。
学生時代この十勝晴れに爽快感を実感し、何とか十勝地方での就職を希望していましたが叶わず、もう40年近く経過し人生も終盤に入ってきてしまいました。もう2、3年で定年退職する予定ですが、定年後十勝に移住することは家族もいるので叶わぬこととと思います。たまたまうちの町の駅からJRの特急に乗車することができ約2時間で帯広に到着することができるので、秋の十勝晴れの気持ち良い日にはぷらっとJRに乗って帯広に遊びに行ってみようかと思います。