今、世界的に特に中国を中心に日本でも新型コロナウイルスによる新型肺炎が大変な話題になっていますね。日本でも感染者が発生し死亡者も出てしまったようです。世間では中国を中心にマスクが品切れとなり、日本でもほとのどの地域で品不足となっているようです。製造は続けられているのですが、入荷してもすぐ売り切れてしますようです。日本で買って中国へ送っている人もいるようです。ニュースは見ていましたが、あまり現実的に感じておらず、マスクがないと言っても東京方面の話かなと感じていましたが、先日、職場でマスクが売ってないと言う話を聞いてから、周辺の薬局関係を見てみると何と何処にもマスクはありませんでした。こんな現実が身近に迫っているとは夢にも思わず気楽に生活していました。中国本土の死者は803人となり、2002~03年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の世界全体の死者数774人を超え、中国や各国は隔離や検疫による対策を急いだが、大規模な流行を防げず、封じ込めは難航し中国全土で感染者も発生は3万7千人に達しているようです。一層の感染拡大が懸念され感染の広がり方が2009年に流行した新型インフルエンザに似ているとの指摘もあるが最近の専門家の情報を聞いていると致死率はそんなに高くないもののようですね。感染し肺炎になっても日本のような医療を受けられる国、地域であれば治癒していくようです。医療環境のよくない国や地域の人々が心配であると言う情報を聞きました。
それぞれができる予防法は一般的なウイルスに対する予防で、これまでのインフルエンザと同様に、外出先から帰ったら、うがいと手洗いを入念に実施することとマスクの着用のようですね。マスクは現在入手できないので、手洗い、うがいに徹するしかありませんね。マスクの生地自体はウイルスを遮断しますが、どうしても隙間からウイルスがが入って来てしまうようです。それよりも咳やくしゃみをして唾液と一緒にウイルスを飛ばさないように、マスクは感染者に優先的に回した方が良いと話している専門家もいるようです。
他に手掌のアルコール消毒が推奨されていますが、これは効くのでしょうか。感染には細菌の感染とウイルスの感染がありますが、細菌は自身で細胞分裂を繰り返し爆発的に増殖します。ウイルスは人の細胞に侵入し増殖します。細菌にアルコールは有効だと思いますが今回問題になっているウイルスには2種類あって次のようになっているようです。
ウイルスの種類
エンベロープウイルス、ノンエンベロープウイルスに分けることが出来ます。ウイルスのエンベロープとはタンパク質や脂質でできた膜で、ウイルス本体の周囲に存在します
エンベロープウイス
エンベロープがあるウイルス。
この膜はアルコールで破壊することができ、膜が壊れるとウイルス本体を破壊することが出来る。
ノンエンベロープウイルス
エンベロープ自体がないウイルス。
一般的にアルコールや熱に強く、感染力も強いと言われている。
一部これらのウイルスに有効な消毒剤も存在する。
代表的なウイルス ノロウイルス、アデノウイルス(プール熱等) コクサッキー(ヘルパンギーナ、手足口病)など
インフルエンザやノロウイルスなどの感染症を予防するには、こまめな手洗いとうがいが最も効果的ですが、近くに水道がない場合など、すぐに手洗いができないことも。アルコール手指消毒剤なら、外出先でもこまめに手洗いができるのでとっても便利です。