コロナウイルス問題が世間を騒がしてもう半年が経とうとしています。
マスクが手に入らなくなってかなりたちました。最初は東京や本州の話だと思っていたら、私の職場のある北海道千歳市でも全く手に入らなくなっていました。元々買い置きしてあったのと、30枚入りの一箱をぎりぎりで買うことができたので何とか間に合わせてきましたが、先月中頃には手持ちのマスクも底をついてしまいました。
そこで仕方なく、通販で購入しました。通販も一時は値段が高騰し50枚で五千円とか一万円もしていて、常識的に考えて到底買う気にはなれませんでしたが、この時は千5百円で購入出来ました。通常であれば50枚で五百円くらいでしたが、まだまだ3倍くらいしてはいましたが全国的にマスク不足なのでこれくらいで購入するしかないと思いました。
あれから一ヶ月ほどたち、世間ではもう供給過剰になっているという情報が聞こえてきますが、私の周りではなかなか購入できませんでした。でも、今日イオンモールで大量に販売しているのに遭遇しました。価格はまだ高く、50枚で三千円ほどです。まだまだ供給過剰の値段ではないようです。しかも、50枚の箱のものは高級感あるもので、10枚のものは少し安っぽいもののようです。
それにしても、いったいコロナ対策は何時まで必要なのでしょうか。インフルエンザウイルスなどのウイルスは暖かくなると自然に消滅していくので、毎年秋に予防接種し、寒くて乾燥する冬が終われば一段落となりますが、コロナウイルスは夏になっても消滅することはなく秋まで残って、再び感染の流行が起こるのではないかと言われていますよね。そうなるとこれからずっとコロナ対策を継続して行かなければなりません。
個人的にできる対策でも、ソーシャルディスタンスなら割合簡単ですが、問題はマスクで
すね。価格的にはまだ高めではありますが供給はされる様です。従来の使い捨てマスクはそのうち価格も落ちついて来るとは思いますが、夏用の暑さを対策したもの等が各社から売り出され始めており、これらの価格がどれくらいになるかが、夏の予防対策のポイントとなるかもしれません。現在手に入る従来の製品では暑くてとても夏はつけ続けられないのは明白です。北海道のこの時期でも、もう既に暑くて我慢できない日が多くあります。
これからは中国等からの輸入品ではなく国産の品質の充実した、どんな場合でも供給が止まってしまわないものが求められると思います。
今回のコロナ騒動で、日頃から安価で手に入れることのできる輸入品に頼り切っている日本の現状の弱さが露呈し、こんな状況では日本の国民生活はすぐに行き詰まってしまうことが良く分かったと思います。
今回はマスクや医療スタッフの防護服等で済みましたが、食料についてこんなことになったら大変なことです。生きていく上で一番大切な食料について、政府は輸入を増大し、国内農家を減反政策等で減らし続けてきましたが、今回の経験を踏まえて食料自給率を上げる方向に舵を切り直していって欲しいものですね。