あおり運転厳罰化

今日6月30日、あおり運転の厳罰化を盛り込んだ改正道路交通法が施行されました。罰則は最高で5年以下の懲役又は100万円以下の罰金、免許はその場で取り消され、再取得できない期間は最大3年に決定しています。7月2日には危険運転の適用範囲を拡大した改正自動車運転処罰法も施行されます。

このあおり運転は私も昔経験したことがあり、これを処罰する法律がないということに憤りを感じていました。今までは証拠がないので取り締まりができないといったような理由で野放し状態にされていました。でもここ数年はドライブレコーダーやスマホなどの普及により、映像を運転者自ら投稿することができるようになり証拠として十分証明できるようになってきました。今までは当事者しかわからなかったあおり運転の実態が世間一般に知れ渡るようになり国としても法律を制定し取り締まらなければならない状況になってきています。

私も昔一般道路であおり運転を受けたことがありました。その時は軽自動車が勝手に私の車を猛スピードで追い越したのですが、私がすぐにライトをロービームにしなかったというだけで急に蛇行運転で私の進路を塞ぎ、最後には停車して降りて窓の所まで来て自分の苛立ちをぶつけてきました。無視していたら怒鳴って帰って行きましたが、あの当時はドライブレコーダーはなくその状況を記録するものは何もなかったのでそのままで終わりました。

今はカーショップでドライブレコーダーを比較的安い値段で購入することが可能なので、できれば前方だけでなく後方も記録するドライブレコーダーを装備することが必要なのではないでしょうか。ドライブレコーダーの記録があれば、あおり運転の被害にあった時の証拠として警察に届けることができます。あおり運転のような行為は泣き寝入りすることなくすぐ警察に届けて当事者を処罰してもらうのが一番の方法だと思います。

今回のコロナ騒ぎや東北地方の大震災後の日本国民の対応について、世界各国から日本人の人間性の素晴らしさが賞賛されたりしていますが、そうではない日本人がまだまだ沢山いるようなのであおり運転等に遭遇したときはすぐ届け出るべきですね。

処罰された後、運転免許が取れない期間が3年となっていますが、もっと長くてもいいのではないでしょうか。

 

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