待ち時間

今日は昔一緒に働いていた後輩に会う予定でした。昨日の打ち合わせでは6時頃に会える予定ということでしたが、今6時半になってもまだ現れません。私は午後5時には早々と職場を出て、会うために良い場所と思われる街のタウンプラザでコーヒーを飲みながら待っていました。でもなかなかやってこないのでメールを出してみると、こちらに到着するまでまだ40分以上かかるようでした。つまり昨日予定した時刻よりも1時間以上遅れるという結果になってしまいました。

さて皆さんは待ち時間というものをどのように捉えて待っているでしょうか。私は若い頃から待ち時間が大嫌いで、妻と買い物に行っても待っていることがあればいつも心の中でイライラしていました。また食事をするところでも人気のある所へ行くと必ずと言っていいほど待ち時間があります。私は30分以上も待って店に入るよりは隣の人気のないお店に入ってすぐ食べる方が好きです。たとえ少し美味しくなくても早く食事が終わる方が好ましいという性格でずっと生活してきました。でも結婚してからは妻や家族の言うことを聞いてしばらく待ってでも食べ物屋さんに入るようにはしています。

このような待ち時間をどのように潰すかという問題について考えてみると、世間一般の人は、スマホでゲームをやったり LINE で誰かとトークをしたりして費やしていることが多いのではないかと思います。私はゲームは全くしないし、LINEは家族関係を中心に登録して、用事のある時はトークをしたりしていますが、あまり積極的にLINEのトークをすることはありません。相手からくれば返信する程度で、何かの待ち時間にLINEトークを自分からするようなことにはなりません。。

私の場合は55歳を過ぎてから読書が好きになり、ちょっとした待ち時間でも本を読む時間が取れるということが楽しく感じられるようになりました。読書が好きになって以来私にとって待ち時間は楽しい時間となりました。こんなことならもっと早い時期から読書を始めていれば、もっともっと時間を楽しく有効に使ってこれたのにと思ってしまいます。

本は人によってその扱い方は様々ですが、私はいつでも持って歩いていて、どんなちょっとした時間でもすぐ読みたいので、文庫本ばかりです。折り目を付けないように、汚れを付けないように読む人もいますが、私は苦手です。当然のように中古の本を買うことが普通になっています。

取り留めのない事を書いているうちに、やっと後輩がやってきたので、ここで終わります。