無観客試合 リモートマッチ

コロナ対策の自粛期間が解除され、経済活動が再開、夜の街関連の感染者がある程度の割合を占めるようになっていますが、経済活動を優先していかなければならないとして、東京では、東京アラートを発することをせず、今日の感染者も100人を超えたようですね。東京都知事は自粛生活よりも自営の考え方を優先して都民国民に協力をお願いする考えを全面に出しているようです。一人一人やスポーツ等の団体ごとに感染防御のため、密を避ける対策を実施していって頂きたいという考えのようです。その考え方の根底にあるのはどうやら予算のことらしいですね。東京都は今回の自粛生活要請等のコロナ対策により、一兆円近い予算を既に使ってしまっており、もう予備費はあまり残ってないようです。そのために今後自粛要請を出してしまっても準備する保証金がほとんどない状況のようですね。あとは国が国債発行により予算を準備して、東京などの人口密集地帯に対する対策を立てながらの経済優先政策を推し進めていくしかないのではないでしょうか。

夜の街と同様に観客を呼ばなければならないのが、ブロスポーツです。サッカー、バスケット、野球、相撲などがありますが、ほとんどか無観客で開始しています。無観客試合のことをリモートマッチと呼ぶことになっているようですね。リモートマッチはSNSで約9200件の応募から名付けられ、その経緯については次のような記事が出ていました。

団体球技のリーグで構成する日本トップリーグ連携機構(川淵三郎会長)は15日、オンラインで記者会見を行い、各競技が新型コロナウイルス感染防止策として実施する無観客試合の新名称が「リモートマッチ」に決定したと発表した。  無観客試合は懲罰や制裁など後ろ向きなイメージと結び付くため、Jリーグの村井満チェアマンが「感染拡大を阻止し、スポーツ文化を守っていくたにポジティブにお客様の入場を制限する運用とは全く違う」として、新たにポジティブな呼称の考案を提唱していた。  同機構は代替名称について、今月3日から9日までツイッターで公募。投稿に「#無観客試合を変えよう」と付けることで応募でき、約9200件から「リモートマッチ」が選ばれた。  新名称は、機構に加盟するJリーグ、女子サッカー・なでしこリーグ、バレーボール・Vリーグ、バスケットボール男子・Bリーグ、同女子リーグ、ハンドボールリーグ、ラグビー・トップリーグ、アイスホッケー・アジアリーグ、ホッケー・ジャパンリーグ、ソフトボールリーグ、フットサル・Fリーグ、アメリカンフットボール・Xリーグの12リーグを中心に選定された。 

 

 

ブロ野球は6月17日に3ヶ月遅れで開幕し試合数を20試合減らして、セ・パ交流戦は中止、今シーズンは120試合の予定で開始し現在1チーム12試合近くが既に実施され、無観客試合を継続中ですね。もう少しで5000人から観客を入れた試合をスタートするようです。

それにしても、ブロスポーツなのですから基本的には観客をいれなければ収入にならないので、経営的にはたいへんではないのでしょうか。今の時代ですから通販などでグッズ販売などの収入はある程度得られるかもしれませんが、なんといっても収入の基本である観客をいれなければ、給料の支払いにかなりの支障が出るのではないでしょうか。

リモートで観戦して幾らかの観戦料金を支払うとか、テレビ放送の放映権料をもっと値上げするとか、プロスポーツを衰退させないように何か良い方法ないものでしょうか。