ツイッター NO誹謗中傷

Twitter 上の誹謗中傷による被害が数年前から取り沙汰されており、つい最近でも女子プロレスラーが命を失うという悲惨な事件が起きています。

そもそも Twitter とはどういうものか、あるいは SNS の返信というようなものがどんなものかをよく分からない方がいると思いますので、私のようなシニア世代のためにとりあえず説明します。

witter(ツイッター)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置くTwitter, Inc.のソーシャル・ネットワーキング・サービス(情報サービス[3][4])。「ツイート」と呼ばれる半角280文字(日本語中国語韓国語は全角140文字)以内のメッセージや画像、動画、URLを投稿できる。

サービス名のTwitterは英語で「さえずり・興奮」「無駄話」、または「なじる人・嘲る人」という意味である[5]。Twitterでの短文投稿を指す「tweet」(ツイート)は「さえずり」(囀り)を意味する英語であり、日本語では「つぶやき」(呟き)と意訳され、少なくとも同言語話者のユーザーの間では定着している。

この Twitter の返信による誹謗中傷を防ぐために、米 Twitter 社は利用者が自分の投稿に返信できる人を事前に選ぶことができる機能を始めたというニュースが出ていました。返信できる人を次の三つの中から選択することができます。「全員」、「フォローしている人のみ」、「指定したアカウントのみ」の三つの中から事前に選択することができ、望まない誹謗中傷の返信を防ぐことができます。

本来は自分の投稿した意見に対し、第三者との間で意見交換をするというメリットがありました。フォロワーが多ければ多いほどより多くの意見を聞くことができ、たくさんの人と実際に会わなくても情報収集ができると言うメリットがあるのが SNS でした。

しかし実際には大量の批判や心無い悪口なども集まり、誹謗中傷に悩む利用者が増えているのも現実問題です。せっかく多数の人との意見交換を出来る手段として作り上げたものだったのに一部の心ない利用者により、社会的に悪い交流手段として SNS が認識されているのではないでしょうか。

その点で、今回 Twitter 社が提案した、返信者を選ぶことができる方法は SNS を有効な安全な通信手段として活用するために非常に有効なものだと思います。

それにしても、日本はどうしてこのような無記名の誹謗中傷の投稿が多いのでしょうか。欧米では無記名が30%程度だというのに、日本ではSNSの投稿の7割が無記名であると言います。

つまり、日本人は表面的には感情の乱れの少ない国民性があるように思われますが、その本音は、自己中心的でであることがSNS上の投稿に顕著に現れているのかも知れません。

日本人は表面上穏やかで、あまり攻撃性はないように感じますが、SNS上で自分が匿名でいることにより、大胆に攻撃的に活動してしまうのでしょうね。

このことは、コロナ騒動で、最近はマスクを装着している日常でも同じような事が若干感じられます。お面を被り、顔が相手に分からなければ、言動がやや大胆になってしまいますが、マスクを装着している時も同じような感情になるのは私だけでしょうか。