ワールドカップラグビーにわかファン急増

日本で開催されているワールドカップラグビーは予想に反した日本代表チームの活躍でたいへんな盛り上がりをみせています。ラグビーそのものは日本ではサッカーや野球のようにはあまりファンが多くないのが現状で、実際に私もそんなに試合は観戦したことはなく、体格の良い男たちが楕円形のボールを奪い合って走り、基本的にボールを前に投げてはいけないということくらいしか知りませんでした。でも、何試合も見ていると色々なルールが数多く出てきます。ある程度基本的なルールを理解していればもっと楽しめるのではないでしょうか。

調べてみると最も簡単な基本的な4つのルールを先ずは理解することが必要なようです。

1、ラグビーは陣取りスポーツであるまずこれです。これが一番基本だと思います。「ラグビーって一言でいうと何なの?」と言われれば、「陣地を取るスポーツです」と答えるのが一番でしょう。ラグビーって何をしているかと言われれば、相手陣へと何とかして進もうとしているが答えでしょう。

2、ボールを前に投げてはいけないボールを前に投げて進むことはできませんボールは後ろか横にしか投げることができないです。となると、前に進む手段はボールを持って進んでいくしかありません。このボールを前に投げる反則をスローフォワードと言います。

3、ボールを前に落としてはいけない。ボールを前に落とす反則をノックオンと言います。

4、ボールを前に蹴るのはOK。ボールを前に投げるのは反則ですが前に蹴るのは反則ではありません。

以上が基本的な4つのルールのようですが、他にキックに関して次のように2つのキックがあります。

フリーキック
やや重い反則からのプレー再開時に相手に与えられるキックで、キックの方法・方向は自由ですが、直接ゴールを狙うことはできません。
ペナルティーキック
重い反則からのプレー再開時に相手に与えられるキックで、キックの方法・方向は自由で、直接ゴールを狙うこともできます。
反則のあった地点またはその後方で、フィールド左右のタッチラインに平行な線上の任意の地点からキックができます。
 
さあ、これでラグビーを楽しんで観戦することができますね。
もうひとつ、試合終了のホイスルをノーサイドの笛と言いますが、ラグビーは試合終了と同時に敵味方の両サイドがなくなり(ノーサイド)お互いの健闘を讃え合います。他のスポーツでも試合後お互いを讃え会うことはありますが、ラグビーの試合をテレビで観戦しているとどの試合もこのお互いの讃え合いが気持ちがこもっていて感動します。直前まで敵と味方で戦っていたことを感じさせないお互いを労う表情がやはりラグビーの魅力ではないでしょうか。