今日は祝日でした。皆さん知ってましたか。今日は通常通り出勤したら祝日ですということで事務職の方たちが出勤していませんでした。とは言っても私の職場は外勤なのでシフト制で運営しておりシフト表に従って今日は出勤日だったので出勤した訳で、職場が休みなのに出勤してしまった訳ではありません。
きくところによると今日は儀式と晩餐会を予定通り行うようですね。朝早くには近くの高速道路で交通事故のため車が炎症し黒煙が立ちこめる事件がありテレビ各局が現場からの生中継等を行なっていましたが、テロ等の事件ではないのでそのまま儀式は行われたようですね。晩餐会は天皇陛下が皇后さまとともに外国の元首や王族などおよそ400人を招待して即位を披露し祝福を受けられるようです。
即位礼正殿の儀とはどんなものなのか。あまりよく分からないので新聞の記事から引用すると次のような事らしいです。
「即位礼正殿の儀」 天皇陛下が即位を内外に宣言
「即位礼正殿の儀」は国事行為として行われる「即位の礼」の中心となる儀式で、天皇陛下は皇居・宮殿の「松の間」で皇后さまとともに臨まれました。儀式には秋篠宮ご夫妻をはじめ、11人の皇族方が参列されたほか、外国の元首や王族、それに内閣総理大臣など三権の長や各界の代表など、およそ2000人が参列しました。
そして天皇陛下が即位を内外に宣言するおことばを述べられました。
この中で天皇陛下は「国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います。国民の叡智とたゆみない努力によって、我が国が一層の発展を遂げ、国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします」と述べられました。
そして安倍総理大臣の発声で参列者が万歳を三唱し、これに合わせて皇居外苑の北の丸公園で自衛隊が21発の礼砲を打ち鳴らしました。
このあと「高御座」と「御帳台」のとばりが閉じられ、両陛下が「松の間」から退出されて、儀式はおよそ30分で終わりました。
以上のような概要ですが、国民に対するお披露目のパレードは、今回の台風被害が甚大な事を考慮し延期されたという事で、政府としては妥当な処置だったのではないでしょうか。
今回の天皇交替の処置は前天皇の希望と年齢を考慮して実現したようですが、これからもこの方法で進めるのが天皇陛下ご本人ばかりではなく、周囲の人たちにとっても良いことのように思います。勤め人なら60歳を境に定年等で仕事量は減っていくのに、今迄のように亡くなってからの交替では、70歳ちかくになっても通常の公務をこなさなければならなず大変なことだと思います。
天皇陛下といえども引退して今回のように余生を有意義に暮らすことができるようにしてさしあげましょう。長年国民のために尽くしてくれるのですから。