現代の若者は小さい時からのスマホ世代で、小学校や中学校でパソコンの授業は受けているけれど日常生活はほとんどがスマホを使用、パソコンを使用する場合が非常に少なく、高卒や大卒で就職する場合パソコンのキーボードでのローマ字入力に慣れていない人が非常に多いらしい。そのため、就職へ向けてキーボードによるローマ字入力を練習するしかないと思いますが、それに対応して高校生や大学生を対象にしてパソコン教室の割引等が設定されるようになってきているようです。確かに我々も職場ではパソコンを使用して仕事をすることが多くこれは今のところスマホで代用することはできませんね。
古い話になりますが私が職場や私生活でパソコンを使用し始めたころはもちろんスマホはなくパソコン機能を利用するためにはどうしてもキーボード入力をしなければなりませんでした。今は忘れられていますが文章を作成することだけに使用するワードプロセッサー(ワープロ)を一番最初に使用するようになり、取りあえず私物として購入し使用方法に慣れてから職場に持ち込み仕事上の文章を効率よく作成しました。その後はパソコンを購入、文章作成ソフトを使用してより効率よく文章作成ができるようになりました。私が最初に購入したパソコンは確か「98シリーズ」だったような気がします。あの当時価格は一ヶ月分の給料より高かったように思います。もちろん液晶画面はまだ白黒でした。その後徐々に職場ににもパソコンが導入されるようになり二十数年たった今では一人に一台が当たりまえのように用意されています。仕事上の文章作成はもちろん業務日誌や各種届出文章も作成、あるいは連絡事項はパソコンからメールでの送信が当たり前になってしまいました。ある職場では隣に座っている人にも言葉ではなくメールで連絡するらしいのですが、そこまでやるとちょっとおかしいような気もします。でも本人たちの言い分は連絡内容を文章で証拠として残せるのが良い事のようです。
我々がパソコンを始めたころは「かな入力」か「ローマ字入力」を悩んだような気もしますが結果的にはローマ字入力が主流になったようです。今やっとスマホを手にするようになってきた我々シニア世代はスマホでの文章入力がスムーズにできないこともスマホを使用しづらいことの原因の一つなのかもしれません。でもキーボードが打てるのですからスマホも少し大きめのタイプを購入し見やすくすれば入力が容易になっていくものと思います。小さいタイプのスマホは老眼ぎみの我々シニア世代には見えずらく違う場所をタップしてしまうので扱いにくいのだと思います。
近い将来今の若い世代に合わせてパソコンの入力もキーボードではなくスマホから直接入力できるようになっていくのでしょうね。進歩の速いIT業界ですから。