キャッシュレス決済

最近キャッシュレス決済が話題になっていますね。国は消費税値上げに絡んで消費者にお得感をアピールするためにキャッシュレス決済を進めています。私もコンビニ等で現金精算すると小銭が財布に溜まってしまって、支払も細かい一円玉をその都度数えるのが億劫になってしまって最近は色々なチャージ型のプリペードカードを使用しています。でも、お店によって使用可能なプリペードカードは異なっており、何種類かのカードにある程度の金額をチャージしておくのも現金が沢山必要になり、なかなか大変です。セブンイレブンのナナコ以外は、お店のポイントカードと決済のためのプリペードカードも両方を出さなければならずなかなか面倒です。ローソンはポンタカードとワオンカード、セイコーマート(北海道)はペコマカードとワオンカード、ファミリマートはTポイントカードとワオンカードと最近だんだん面倒くさくなってきました。

そんなふうに感じながら生活していましたら、セブンイレブンでスマホ決済セブンペイを始めるという話題が耳に入ってきました。スマホ決済では少し前からペイペイが話題になっていましたが全てのコンビニで使用可能な訳ではなく、共通して使えるものがあればいいのにと思っていたところ、セブンペイが始まり、ファミマペイやLINE Payと組み合わせればコンビに支払いがスマホだけで簡単に済ますことができるのではないかと考えていました。

ところがニュースで既に流れていますが、セブンペイがたった3日間で詐欺被害にあって、40万円も使用されてしまった人もいたようです。怖いですね。クレジットカードを悪用されるのが心配で、もし悪用されても紛失しても被害が小額で済むようにプリペードカードを使用しているのに、こんな結果を招くならスマホ決済はやはり心配になってしまいますね。

でも色々考えても、結局は自分の口座に充分な現金が入っていなければ結果的には借金しながら楽々スマホ決済をしてしまっては愚の骨頂ですね。時代の流れでキャッシュレス決済で生活するようになっても、基本的にはある程度の収入を毎月確保していないと大変なことになります。現金決済が普通になっていれば現金がなければそれ以上の支出はできませんが、キャッシュレス決済を通常の支払い形態にしていると収入に似合わない買い物をしてしまうことが多いようですね。現金がないのに使いすぎる例としては、この頃よく宣伝している個人へのカーリースがあります。これから使用したい車両に値する現金がなくても、月々1万円で乗れるという謳い文句で宣伝しています。でも3年や5年の契約期間が終了すると残存物価格の支払いが必要で、支払いが不可能な場合はその残存物価格に次の契約の車両代金を加えた額が基本となるリース契約を結ぶことになってしまうようです。そうしてどんどん契約額が大きくなっていくようです。怖いですね。まるで闇金融のようですね。

いづれにしても基本は毎月ある程度の収入を確保することのようですね。みなさん、何歳になってもしっかり働きましょう。