お酒を飲まないのはカッコイイ?

最近、若者はアルコールが飲めない、非常に弱い所謂下戸と言われる人ではなく、本当はアルコールに強いにもかかわらずお酒を飲まない人が増えているようです。これが若者全体の30%ちかくいるそうです。今日のラジオで聴きましたが、アメリカでも同じような傾向があるそうです。

では、なぜアルコールを飲まないのか、その理由には次のような理由があるそうです。

1, 飲んで酔っ払ってしまうと、自分の趣味などのやりたい事が出来なくなる。

2, 飲み過ぎによって二日酔いになってしまったら次の日が全く無駄になりもったいない。

3, 連日飲むと、食べる量が自然と多めになり、太ってしまう。

4, 宴会的な所への出席は嫌いではないが、とりあえずビールということが気に入らない。好きな物を飲んでもいいのではないか。

以上の事が主な理由らしいけど、内容的には最もですね。

私が下っ端だった頃は、職場の飲み会に出ないなんてことはあり得ないことでした。出席してアルコールを飲まずジュース類を飲むのも許されませんでした。

今の時代では、ハラスメント的ことが徹底されてきているので、「必ず出席するように」なんて絶対言えません。そんなこと言ったら、たちまちパワハラで訴えられます。こうゆう時代だからこそ、宴会に出てもアルコールを飲まない事もあり得ることですね。

若干違いますが、わたしの職場の中で、お酒は好きで宴会では飲んで楽しむのに、通常は家庭では全く飲まないという人もいます。理由は子供の事でいつ運転が必要になるか分からないので家庭では全く飲まないと自分で決めているようです。

 

私は今シニア世代で、お酒は大好きです。でも、お酒に対する考え方としては、この頃、若者たちが挙げている4つの理由と同じ事を感じています。仕事の理由で毎日飲める訳ではありませんが、飲んでも良い日はほとんど飲んでしまいます。飲むと言っても、シニア世代なので若い頃のようにはいかず、ビール350mlと日本酒ほんの少ししか飲みません。それ以上飲むと二日酔い気味になります。

私は、飲み始めたころからアルコールの中でも日本酒が大好きで、他のアルコールと比べると日本酒で酔った気分が何とも気持ちいいです。他の種類のお酒でも酔いますが、日本酒とは全く違うと思います。遠藤周作が本の中で、お酒に関して私と同じ様なことを書いていたのを読んだ時には、私と同じような事を感じている人がいる事でとても嬉しくなり、私の日本酒へのこだわりも自信を持ってもいいのかなと感じました。

私はシニア世代になって、若い時のようにお酒は沢山飲めなくなりましたが、お酒はほろ酔い程度で楽しむのが最良の楽しみ方だと今頃になって感じている今日この頃です。