不審な種子が到着?

各地の消費者生活センターに植物の種子のようなものが入った国際郵便が届いているという内容の問い合わせが増加している様です。

それは中国からの郵便物のようで、一部はネギの種子とみられるようなものもあり、農林水産省は有害な病害虫が付着している可能性もあるため畑に撒いたりしないようにと呼びかけを始めているそうです。

日本ばかりでなくアメリカでも同様のことが相次いで、アメリカの農務省も注意を呼びかけています。

具体的には、白い封筒で縦16 cm 横12 cmで自宅に国際郵便で届けられ、中には透明の袋に入った種子のようなものが100個ほど確認できます。封筒には、CHINA POSTとだけ書かれており差出人はありません。中身は英語で「宝石」と書かれているそうで届いた先の住所、氏名、携帯電話番号が書かれていたそうです。

中国という国は本当によく分からないことが行われる国ですね。受け取った人は身に覚えはないけれども、ネット通販で他のものと間違って購入してしまったかもと考え、とりあえずその種を畑に撒いてしまおうかとも考えたそうです。

悪い方に考えてしまうと今回のことは、もしかしたら「植物テロ」ということもあるかもしれません。何気なく畑で栽培してしまうと成長して花をつけ、人間にとって有毒な花粉を撒き散らしてしまうような植物かもしれません。花粉によるアレルギーは日本でもかなりの影響を人々の生活に及ぼしていますが、これが我々人類に有毒なものであれば、それを自分の国以外で自然繁殖させようと言う怖い考えが浮かんだのかもしれませんね。また、この植物は繁殖性が優れ、送りつけた国にあっという間に増殖し、他の農作物の成長を邪魔してその国の食料生産を妨害するための植物兵器ということもあるかもしれません。

こんな怖いことを考えなくても、消費者センターでは後で代金を請求する送りつけ商法の可能性があると話しているそうです。7月28日以降全国各地にこの郵便が送りつけられているようですが、自分の住所と氏名、電話番号がどこかのルートを介していつの間にか他人に伝わり、悪用されていると言う事実を突きつけられた気がしますね。現代はコンピューター、SNSを使うのが普通になってしまっていますが、便利な反面、個人情報の漏洩も現実的に起こっているのが怖いですね。今の時代、大方の団体では昔のように名簿を本にしたりはしないようになっていますが、昔の卒業者名簿等を一冊手に入れただけで何百人もの情報が簡単に手に入ってしまうのですから、怖いですね。

今の時代色々なことがありますので気をつけて生活しなければなりませんね。