アメリカにおける白人たちの有色人種への差別がなくなりません。
今回のデモの発端となったのは2020年5月25日、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリスで、46歳の黒人男性、ジョージ・フロイド(George Floyd)氏が、白人の警察官に喉を押さえつけられて亡くなる事件がありました。フロイド氏は、偽造紙幣でたばこを購入しようとした疑いで、警察官に拘束されているところだったということです。8分46秒間、警察官の膝で喉を押さえ付けられていたフロイド氏はその間、「I can’t breathe.(息ができない)」と言い続けていましたが、警察官の膝が緩められることはありませんでした。
その一部始終を周囲にいた人が撮影した動画がインターネットで拡散し、警察官の行為に対する批判が高まりました。
それを受け、フロイド氏の喉を押さえ付けた警察官は解雇され、その後、訴追もされて、容疑は第2級殺人となりました。その後、それに立ち会っていた同僚も追起訴されたと言うことです。
アメリカでの白人たちの有色人種、特に黒人への差別は歴史的にみてもなかなかなくなることがないようです。1957年にキング牧師が「I hava dream」で始まる有名な演説をして公民権運動が最高潮に達した時代があったようですが、その大事なキング牧師も暗殺されてしまいました。
黒人と白人、元々は白人が労働力のためにアフリカから黒人を拉致してきたことの結末であることは明白なことです。それを現在アメリカの白人はどのように感じているんだろうか。多分一部の人たちが人種差別的感覚が未だに無くならず、大半の人たちは区別無く普通に生活していると信じたい。
フランスでも有色人種である日本人に対する差別があると言う投稿も見たことがありますが、どこの国にもそうゆう人たちがいると言うことなのでしょうね。
日本の国の中にも昔から中国人、朝鮮人に対する差別がありますよね。例えば、学校に補助金を出すときに、当たりまえのように朝鮮学校を対象外にしていたりしたことが最近ありましたよね。日本の場合も、アメリカのように、戦争中に労働者として日本に連れてきた結果であるのは歴史的事実だと思います。アメリカで人種差別問題が起こる度に日本の人たちはどのように感じているのでしょうか。異国の問題で日本のような国には関係ないと感じているのでしょうか。
もう一つ、日本では部落に対する差別というものがありますね。私が大学に入学するとき獣医系の大学だったので、その学校名を告げただけで、祖父に「どうしてわざわざそんな動物関係の大学にいくのだ」と言われたのを憶えています。その当時は意味がわかりませんでしたが、社会人になってから内容がわかりました。祖父は四国の育ちなので部落問題を当たり前のように教え込まれて育ったので、何の悪気もなくそうゆうことを私に言ったのだと思いました。
北海道では本州と違って部落問題の感覚は全くなく、普通に集落のことを部落と言ったりしますが何の問題にもなりません。
北海道は良いところですよ。